2020/02/03

自分の絵の原点を探る~Y先生~

最近のブログは昔を振り返る、ということをテーマにしていましたが
なぜ自分が絵、漫画を好きになったかを振り返ってみたいと
思います。

ダークな怖い話ばかりでしたが今回は明るいテーマです。(笑)

自分が絵を好きになったのは思い出してみると幼稚園くらいの
ことでしょうか。
今でも絵を描いているというのは飽きっぽくてRPGゲームも
滅多にクリアできない自分にとってすごいことだな、
と自分を褒めてあげられる、ちょっとだけ自慢できることでもあります。

なぜ今でもすごく絵、漫画を楽しく描いていられるのか、
その原因は当時の幼稚園の担任の先生のおかげなのではないかと思っております。

当時先生の顔を描く、というテーマをもらいみんなでそれぞれ
一枚一枚絵を描きました。

先生がその時に言っていたのが、
「できるだけ大きく、紙いっぱいに描いてね」
ということを憶えています。

そうか、先生の顔を紙いっぱいに描けばいいのか、
そう思って一生懸命描きました。

絵を描く授業が終わってもまだ描きたいここは色をまだ塗っていないし・・
という思いでいたら先生が話しかけてくれたような記憶があります。

「〇〇君、一生懸命描いてすごいじゃない!先生の言った通り、
顔を大きく描いてくれたね。まだ描きたいのね、じゃあ先生も
手伝うね。」

そう言っていただいたのを憶えています。

当時の自分の思いからすれば、えっ一生懸命すればこんなに
褒められるのか。先生の言った通り自分の思った感じに
描いてみたんだけど嬉しい。

という感じだったのではないかと思います。

先生が休み時間に一緒に描こうと言ってくれて
先生のアドバイスの元、描き続けることになりました。
先生のアドバイスは自分のイメージを決して崩さず、
そばで支えてくれる感じの話し方でした。

「ここは描かないの?ここはこの色はいや?歯を描いてみたら?
肌は肌色がいいんじゃないかな。」

など話しかけてくれたのを憶えています。

といっても当時からちょっと頑固なところがあったので
先生のアドバイスも自分がいいと思ったらここはこうしたいです。
と言って先生のアドバイスを聞きながら自分のペースで
製作をしたのを憶えています。

自分の言ったことを聞き入れなくても笑ってみてくれる
優しい先生でした。

絵を描くのって楽しい。

描き進めるうちに自然とそう思っていました。

このY先生は絵を教えるのではなくて絵を好きにさせて
くれた恩師なのでした。

やっと完成した一枚の絵。

これだけ一生懸命描いてえらいね。
すごいよ!

また褒めてくれました。

この絵です。



先生はその絵を宮城県の造形教育作品展に出品してくれて
どこかに展示されたようです。

それからたくさん漫画や絵を描くようになりました。

絵を好きにさせてくれた恩人、恩師の先生の話でした。


自分も現在ちょっと絵を教える立場にいましてY先生の
ことを思い出しながらやっていければいいなと今思いました。

口癖を作っています。

それはいいなと思ったら、素直に
すごいね、素晴らしいですね、いいね、いいですね、すごい!

と声をかけてみることです。

生徒さんがすごく嬉しそうな顔をして描く手が弾んだら
こちらも嬉しい限り。

絵を描くということを好きになってもらう。
そして自分の好きな絵を描いてもらう。

Y先生を思い出してこれを目標にしてこれからもやっていこうと
思っております。

頑張ります。